ハワイ、行ったことあります?
みんな大好きなハワイ。
これまでハワイに行ったことがなかった私は、同僚が「ハワイ行ってきましたぁ!」なんて報告してくると、「おぉ~羨ましいなぁ!」というリアクションを毎回していますが、実際何が羨ましいのかわかっていませんでした。
そんな私もつい最近、記念日と長期の休みが重なって、念願のハワイ旅行に行く事ができました!
できたんですけど…
期待が大きかった分、不満も多い旅行となってしまいました。
初めてのハワイ旅行で不満だったことや、注意点をまとめてみました。
予約編
旅行は計画している時が一番楽しいですね。写真を見て想像を膨らませたり、現地で人気のレストランを探したり。
そんな興奮MAX状態だったにもかかわらず、不満に思った事をまとめました。
旅行プランはだいたい似たり寄ったり
JTBで予約しました。JTBにした理由は、なんとなくしっかりしてそうだから。
ハワイといえばオアフ島ですが、観光スポットが少なく、行く場所がだいたい決まっています。
メインはざっくりこんな感じ。
あとはマリンスポーツくらいしかやる事がないです。
むしろみんなマリンスポーツをやりに行くんですね、なるほど。
料金がわかりにくい
パンフレットを見ながらプランを決めたのですが、まーわかりにくい。旅行に不慣れな私には、どこをどう見たら良いのか、全然わかりません。
ホテルはピンキリで、ビーチに直結してるかどうかで十万円以上変わってきます。
部屋もオーシャンフロントかオーシャンビューで数万円違います。
全くの素人なので、フロントとビューの違いもわかりません。
私が「部屋は安い方でいいんじゃないかな」と言うと、代理店のお姉さんから必殺のセリフが出ます。
「せっかくのご旅行ですから(^-^メ)」
私はこれまでの人生、この「せっかくだから」という言葉に、何度も痛い目に遭わされてきました。
結婚式も、新婚旅行も、「せっかくだから」という理由でかなり値段を吊り上げられました。
妻は乗せられ易いタイプなので、
「せっかくだしさぁ」
と、案の定一番高いホテルのオーシャンフロントの部屋を選ぼうとします。
私は妻には逆らえないように教育されているので、
「まぁせっかくだしなぁ」
と、オーシャンフロントを予約しました。
せっかくだから、という言葉には気をつけましょう。
飛行機編
飛行機はJAL便にしました。
さすがは日本企業、サービスは最高。
エコノミークラスでしたが、シートはけっこう広くて、快適に過ごせました。
我が家には2歳と0歳の怪獣がいます。
子供たちは長時間のフライトが初めてだったので心配でしたが、行きは夜に出発で飛行機に乗った途端に爆睡。到着まで起きませんでした。
帰りは昼の便だったので騒ぎ出さないか心配だったのですが、添乗員さんがオモチャやジュースを持ってきてくれて、終始ご機嫌。
機内食もとても美味しくて、いつもはご飯を残す子供達もペロリと完食でした。
値段はちょっと割高でしたが、JALにして良かったです。
ひとつだけ不満だったのは、バシネット席です。
バシネット席はみんなと離れた席になりやすい
バシネットとは、乳幼児用の簡易ベッドのことです。真ん中の列の、前の方の壁に取り付けられています。
予約のときに、バシネットとその周辺に家族が固まるように席割りをお願いしていたんです。
でも、実際に発券してみると、バシネット席だけポツンと1人ぼっち。
他の人たちは後方の窓際の席に固められていました。
おそらくはバシネット席の周辺に空きがなかったんでしょう。
だったらバシネット席をやめて、みんな固まった席にしてくれた方が良かったのに。
家族旅行で飛行機が1人だけ別席って。
さすがにナシでしょ。
いずれにせよ、まとまった席が取れないと判明した時点で、一度連絡して欲しかったですね。
子どもの世話があるのでバシネット席には妻が座りましたが、一人きりの8時間フライトは二度とゴメンだと半泣きでした。
(そして案の定、帰りもバシネット席だけ1人ぼっちで、流石にブチギレました。)
バシネットを検討している人は、飛行機の席割りを念入りに確認しておくことを強くおすすめします。
料理編
ツアーに組み込まれるようなレストランの料理は、基本的に美味しくないです。シェラトンワイキキのビュッフェ
カイ・マーケットは結構有名なビュッフェで、口コミの評判もそんなに悪くなく、現地ガイドのブログなんかでもオススメされているレストランです。
かなり不味かったです。
肉は硬い、カニは味がなく生臭い、米はパサパサ、スイーツは甘いだけで全部同じ味。
店員はおじさんばかりで、動きが悪い。
ディナーの時間なのに店内はガラガラでした。
ホテル内にあるのでシェラトンに宿泊している人にとっては便利ですが、ここで高いお金を払って食べるくらいなら、街中の繁盛店に1時間並んで食べた方が100倍良いと思います。
田中オブ東京
鉄板料理の店です。
味よりもパフォーマンスを重視している印象。
実際、炎の演出はかなり盛り上がります。
サービスは日本人向けで、日本語が通じるので融通もかなり効きます。
予約が無いと入れないくらい、日本人には人気はあるようです。
肝心の料理は全て塩辛くて、どの食材でも同じ味がしました。
一度に出てくる量が多いので、メインに辿り着くまでにお腹いっぱい、とても食べきれません。
値段はコースで1人70ドル程度、けっこう高いです。
パフォーマンス目的なら良いですが、一回行ったらもういいかな、という印象でした。
ディナークルーズ(スターオブホノルル)
ディナークルーズはJTBだとオプションで安く予約できるのですが、絶対にやめた方が良いです。
まず船がかなり古くて汚いです。
錆びついてるし、掃除をそんなにしてないのか、ゴミや食べ残しが散乱しています。
料理については、美味しいと思えるものが一つもありません。
日本語が通じるクルーがいないので、英語が話せないとキツいです。
船内は常に大音量の音楽が流れていて、話し声はほとんど届きません。
仕方ないのでみんな黙々と料理を食べていると、クルーズ中盤あたりからショーが始ります。
上半身裸の男性が現れて、目の前で暴れたり、奇声を上げたりします。
クライマックスにはミラーボールが回り出して、客も全員強制参加のダンスが始まります。
紫と黄色のライトがチカチカしていて、昭和のディスコのような、いまだにバブルのノリでした。
パリピみたいな店員がいきなりフォーッ!w(゚ロ゚*)wっと叫び出して、怖かったです。
と、こんな感じなので、おすすめできません。
レナーズの揚げパン
ロコに大人気の店で、観光地からちょっと離れた場所にあるパン屋さん。
自称ハワイ通の人たちから大絶賛の「マラサダ」という揚げパンが有名で、朝早く行ってもめちゃくちゃ人が並んでいます。
妻がどうしても食べてみたいというので、レンタカーを借りて買いに行きました。
全然美味しくありませんでした。
カレーパンのカレーを抜いて、表面に砂糖を死ぬほど塗りたくったようなパンです。
クリーム入りは食べられたものじゃありません。
甘さ以外の味覚がマヒするほど甘い。
私の味覚がおかしいのでしょうか。
なぜあんなに人気があるのかわかりません。
美味しかった料理
上で挙げた店以外は、だいだい美味しかったです。特に美味しいと思った店を以下に書いておきます。
ガーリックシュリンプ
アラモアナショッピングセンターのフードコートにあるガーリックシュリンプは、かなり美味しかったです。テディーズビガーバーガー
ここのハンバーガーは絶品。店員のお兄さんが無愛想でちょっと怖いですが、話すととても優しいです。
クラッキンキッチン
手づかみで食べるシーフードの店。テレビで何度か見たことがあって、行ってみました。
テーブルには真っ白なクロスが敷かれていて、そこに真っ赤なシーフードをぶちまけるので、インパクトがあって面白いです。
味はピリ辛で美味しいですが、量が多いので後半ちょっとキツいかもしれません。
ホテル編
ホテルはシェラトンに宿泊しました。ほぼ日本人だらけで海外という感じはしません。
海外というより、外国人が多い日本のホテルといった感じです。
でもサービスは海外仕様。
など、クオリティは期待できません。
夜中に大音量でビーチパーティーが行われます。
ホテルはビーチ直結なので、すげーうるさいです。
ハワイの夜っていつもこんな感じなんでしょうか?
トイレ編
飲食店のトイレはどこもまぁまぁキレイでした。ウォシュレット付きのトイレがけっこうあります。
公衆トイレは扉の鍵がゆるく、鍵をかけていても強く引っ張ると開きます。
私が用を足していると、おじさんが入ってきてしまいました。
まとめ
愚痴ばっかり書きましたが、旅行自体はかなり楽しかったです。ビーチは流石に綺麗でしたし、ダイアモンドヘッドハイキングやレンタカーでドライブも楽しめました。
ハワイは観光地ではなく、島全体がテーマパークのようなものなんですね。
旅行する際の注意点をまとめると、
といった感じです。
ハワイに対しては昔から憧れみたいな感情があったのですが、それはテレビで楽しそうにしている芸能人を見て、自分で作り上げたイメージなんですよね。
実際に行ってみないと、ホントのところはわからないものですね。
とは言いつつ、またハワイに行きたいなぁと思っているので、不思議なものです。
以上
地球の歩き方編集室 ダイヤモンド・ビッグ社 2017-07-27
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