現役SEが教えるノートパソコンの選び方。用途別・目的別おすすめ5選!

おすすめノートパソコン
普段はシステムエンジニアやってます。

知り合いから、「パソコン買いたいんだけど選んでー」、とよく頼まれます。

確かにパソコンって、値段も性能もピンキリで、メーカーもたくさんありすぎて、わからなくなりますよね。

今回はノートパソコンを選ぶときに見るべきポイントと、使用目的別におすすめの機種を選んでみました。

ぜひ参考にしてみてください!



ノートパソコンを選ぶときに見るべきポイント

使用する目的によって、見るべきポイントが異なります。

主なポイントに絞って見てみましょう。

CPU

中央処理装置といって、CPUの頭脳にあたる部分です。

CPUの良し悪しがパソコンの性能に大きく影響します。

種類もいろいろありますが、大まかに比較すると、

Core i7 > Core i5 > Core i3 > Pentium > Celeron > Atom

こんな感じでしょうか?

ネット見たり音楽聞いたり程度の普段使いであればCeleronでも問題ないと思います。

Atomは使えないことはないですが、ほとんどの人が不満を感じるでしょう。

高画質の動画を再生したり、画像の編集をしたり、プログラミングやったりしたい場合は、Core i3以上は欲しいところですね。

HDDとSSD

最近では大容量のHDDを搭載しているモデルと、HDDの代わりにSSDを搭載しているモデルがあります。

SSDのほうが高速で駆動も静かですが、ちょっと高額容量も少なめになります。

ストレスなくサクサク使いたい人やパソコンの音が気になる人はSSD、写真や動画を大量に保存したい人はHDDが良いでしょう。

OS(オペレーションシステム)

OSとはコンピュータを管理したり制御したりするソフトウェアのことで、Windowsとか、MacOSとかのことですね。

変わり種だと、ChromeOSなんてのも話題になってます。

一般的に、無難に使いたいのであればWindowsを選んでおけば大丈夫です。

Windowsにもバージョンが10、8.1、7とあったり、64bit/32bitなんて種類もありますが、特にこだわりがなければWindows10の64bitで良いでしょう。

ちなみにWindows7搭載のパソコンが安かったりしますが、Windows7は2020年1月14日に延長サポートが終了します。それまでの使用でしたら問題ありません。

メモリ

最近はメモリの値段はかなり安くなっているので、4GB以上は積んであるのが普通です。

たまに2GBしか積んでないパソコンがありますが、2GBだと固まることも多く、もっさりしていてストレスが溜まると思います。

Officeソフト

Officeが入っていると若干高くなります。

家でレポート書いたりプレゼン資料を作ったりするのであれば、Office付きのものが良いでしょう。

別売りで購入することもできますので、まずはOfficeなしのモデルにして、必要になったら買い足しても良いと思います。

ワイヤレスLANには対応しているか

無線LANWi-Fiに接続するために必要です。

パソコンに内蔵されていない場合は、外付けの無線LAN子機が必要になります。

DVDドライブ

パソコンから動画をDVDに書き込んだり、CDにデータを書き込んだりする場合に必要です。

こちらもパソコンに内蔵されていなければ、外付けのDVDドライブが必要です。


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用途別おすすめ機種6選!

使用する目的別価格帯別にまとめてみました。

一覧で見たい方はこちらからどうぞ↓
  • 【Amazon】10万円以下&Core i3以上&Office付き おすすめノートPC一覧

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  • 【楽天】10万円以下&星3以上&Office付き おすすめノートPC一覧

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【3万円台】とにかく安さ重視!で、なるべく良いやつ!

外出先でメールチェックしたりブログ書いたりなど、取り回し良いタイプです。

この価格帯のノートパソコンは薄型オシャレなものが多いですね。

ASUS VivoBook


とにかく(重量が)軽い。そして安い

360度回転するタッチパネルディスプレイ。

薄さ17.1mmに軽さ約1.1kg。

HDMIポートあり、microSDメモリーカードスロットあり。

外で軽作業をしたり、ブログ書いたり、音楽聞いたりなど、ライトな使い方に抜群のコスパです。

CPUがCeleronなので、動画・画像処理などの重たい作業にはあまり向いていないです。

Chromebook


OSにChromeOSを搭載したパソコンです。

ChromeOSはシンプルな機能性と、低スペック機でもストレスなく動作するのが魅力です。

ディスプレイが360°回転してタブレットのようにも使用できるので、2in1と呼ばれているようですね。

デザインもスタイリッシュでカッコイイです。

人とはちょっと違う個性的なパソコンが欲しい人におすすめです。

【5万円~】実用性重視。とりあえずパソコン欲しい人向け。

動画見たり、Officeで文書作成したり、ストレスなく使えるモデルを選びました。

大学生新社会人にも丁度良い価格帯です。

国産メーカー品


安心の日本メーカー、とりあえず一通りの要求を満たしていて、値段も手頃です。

CPUは Intel Core i3なので、ある程度重たい処理にも耐えられえます。

そこそこ何にでも使えて、有名メーカーで、なるべく安く、という欲張りな人にオススメ。

HP Pavilion


Core i5搭載モデルで、オンラインゲームも楽しめるレベルの性能でしょう。

液晶ディスプレイは13.3インチワイド・フルHDブライトビュー解像度1920×1080ドット/最大1677万色非光沢フルHDで、かなり精細な映像が楽しめます。

ビジネスに使いたい、とにかく性能重視な人向け

ハイスペックで高品質、ハイエンドモデルと言えるパソコンです。

Dell ノートパソコン Inspiron 14 7460


CPUがインテル Core i7-8565U で文句なしの高性能、ビジネスでもフル活用できるモデルです。

液晶ディスプレイはIPS方式を採用しており、高品質な発色特性と視野角特性(斜めから見てもキレイ)となっています。

ワンランク上のパソコンが欲しい人向けです。

【余談】大学生協で売っているパソコンについて

いとこが大学に入学するということで、「生協のカタログから良さそうなパソコンを選んでほしい」と頼まれました。

見てみると、20万円近い価格のノートパソコンがゴロゴロ載っていてびっくりしました。

ボッタクリとは言いませんが、とんどの学生には確実にオーバースペックです。

みんな買っているからとか、生協がオススメしているからとか、思考停止で買ってしまう人が多いのでしょうね。

また、「社会人になっても使うから」という理由で、入学祝いに高いパソコンを買ってしまう人もいますが、大学卒業の頃にはそのパソコンはもう時代遅れです。

大学入学にはただでさえお金がかかりますから、無駄なお金は使いたくないですよね。

いとこには「HP Pavilion」をプレゼントしました。


まとめ

毎年新しいモデルが次々と発売されるので、購入する時期によっても値段が変わりますね。

数年前までは安すぎるパソコンは動作が重くて使い物になりませんでしたが、今のパソコンは安くてもそれなりに高性能なものが多いです。

何に使うのか」を念頭に置いて、まずは必要な機能とそうでないものを切り分けてみてください。

以上を参考に、自分に合ったパソコンを選んで頂ければと思います。


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